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苗代づくりから種籾蒔きまで

自然農の苗代 自然農

4月になりお米作りを本格的にスタートです。

私たちのお米づくりのモットーは

「無農薬、無施肥でつくること」

これを実際に行っている方が長野県南信地域の松川町で「人と農の交差店 いなほ」を経営されている細田さん。

お店で細田さんとお話しするとその人柄や、お米や野菜・自然に対する優しさと愛情をめちゃくちゃ感じます!

いなほさんのホームページやFacebookにはこんな優しい言葉たちが並んでいます。

田んぼや稲にとって、そしてお米を食べる人にとって、どのように栽培したら一番良いのか”

ということをいつも考えながら、今年もお米や野菜づくりをしていきたいと思います。

除草しながら感じるのは、「この草たちは本当に邪魔なものなのだろうか」ということです。

もしかしたら、稲が元気に生育するために何か必要があって生えてくるのではないか。

だけど、草があり過ぎては稲の生育が妨げられてしまうし。

最近は「稲のために生えてきてくれてありがとう。だけど稲の生育を邪魔しない程度にがんばってね」と、ちょっと無理やりですが、そう思いながら除草しています。

種もみの選別をしました。

真水で選別しました。

昨年までは塩水に入れて選別する「塩水選」をしておりましたが、濃い塩水の中に種もみを入れるのが何となく可哀そうなような気がしておりました。

それに塩水の中に稲の実が入るということは自然界ではないことなので、できるだけ不自然なことはしないようにしようと思い真水で選別することにしました。


もう、細田さんのこの考え方が大好き。

こんな風に作られたお米は本当に美味しくてエネルギーに満ちあふれています。

今回田んぼを始めるにあたり、図々しくも細田さんにご指導をお願いしてみたら快く引き受けてくださり、下道1時間30分もかかる私たちの田んぼまでわざわざ見に来てくれたんです!

そして、種籾を分けていただきました(*^▽^*)

自然農で育てた種籾

苗代づくり

種籾を分けていただいたので苗から自分たちで作ります。

まずは田んぼの端っこに苗代づくり。

一反の田んぼに必要な苗は苗箱(30㎝×60㎝)が20枚。

うちの田んぼは6畝(ろくせ)程なので苗箱12枚のスペースが必要。

120㎝×180㎝の種籾蒔きスペースをつくり、その周りに15㎝幅の水路を掘りました。

写真撮り忘れました

種籾の浸水

4月18日に種籾の選別を行い浸水をはじめました。

細田さんが実践している水選別です。

種籾をバケツにいれて水をいれ、浮いた種籾だけはじきます。

そして沈んだ種籾を玉ねぎの入っていたネットにいれて浸水し毎日水を変えました。

一般てきには積算水温度が100℃~120℃までが浸水の目安と言われているようですが、細田さんは見た目が鳩胸のようにぷっくらするまでやればいいよ。とおっしゃっていたので積算時間は気にせずに目で見た感じを第一優先でやってみようと思います。一応毎日水温を測ってみたら16℃~17℃でした。

浸水から10日目の4月27日に水からあげて種籾の水を切るために一日乾かしました。

自然農で育てた種籾選別
自然農で育てた種籾浸水

自然農で育てた種籾
自然農の種籾

上の写真左が浸水前。右が浸水後

種籾蒔き

翌日28日に苗代へ種籾蒔きです。

私たちは手植えをするので苗箱で育苗する理由がなかったので苗代へ直播しました。

種籾の上には種籾が隠れる程度に田んぼの土をかけます。土の量は苗箱1枚枚あたり1キロ目安

一週間前に田んぼの土を乾かしてふるいにかけ、サラサラの状態にしておくと均一に土をかけられると教えてもらい準備しておきました。

この田んぼの土をかけるのは雑草も生えてくるリスクもあるとのこと。さてどうなるかな?

自然農の種籾蒔き
自然農の種籾まき

上の写真で奥に見える苗代は、水路から水が浸透してぐちゃぐちゃなところに苗代を作れば常に水があり湿っているから水の管理が必要無いのでは?と試しに作ってみたところ。
でも周りだけに水が溜まり、肝心な苗代には水が入りませんでした。

自然農の種籾まき

自然農の種籾まき

早ければ3日ほどで芽が出てくると聞いたので楽しみです。

このあとは畔塗作業。

水を張る5月中旬までには畔塗を完成させなくては!

「人と農の交差点 いなほ」さんの情報

永続可能な農業を目指し農薬や肥料を使わない農業にチャレンジしている細田さん。
お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってみて下さい。

住所長野県下伊那郡松川町元大島1551-5
営業時間木・金・土曜日 15:00~19:00
他の曜日と時間は不定期営業
公式サイトhttps://hosodaeinou.com/

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