・醤油
・酒
・みりん
・塩
・味噌
・食用油
・砂糖
・酢
これらスーパーに売られているほとんどの商品は、本来の姿ではありません。
大量生産するために添加物を加え、作る過程を短縮しているのです。
安く、いつでも安定して商品を購入できることはとてもありがたい事だけど、なんか違う気がする。
そこで本物とは何か?本物のお酢について調べてみました。
酢の原材料
米酢の場合 「米」
りんご酢の場合「りんご」のみ
以上です
えっ⁉「米」だけなん?うそやろ?
はい、とても驚きました。(笑)なんてシンプルな原材料!
そして、さらに驚きがあります。
酢は「発酵調味料」であるという事!
では作り方をみていきましょう。
酢の製造方法
お酢の製造の特徴は「2回発酵させる」ところ。
・まず、お米から日本酒をつくり(1回目の発酵)
・そのお酒に酢酸菌をいれる(2回目の発酵)
まずはお酒づくりからスタートするなんて知らなかった!手間がかかってるんだね。
ここで、本物のお酢と安いお酢の違いがピンときた方もいらっしゃるでしょう。
そう、本物のお酢はお酒造りからスタート、
安いお酢はほぼ、2回目の発酵からスタートしているのです。
お酒をつくるには原材料となる米や果実などたくさん必要となり材料費も時間もかかります。(JAS規格で決められている原料の量は、米酢の場合、酢1ℓあたり米の使用量40g以上)
安いお酢は工業用アルコールを使用しているので、お酒造りの工程がなくなり時短+材料費も安く済む。しかも工業用アルコールの原料の遺伝子組み換えの表示義務もないんです。
そして発酵方法が2つあります
静置発酵法
昔からの伝統的発酵法です。
タンクの表面の酢酸菌が、3~4カ月とゆっくり時間をかけて自然にアルコール分を酢にかえていく発酵法で、酢酸菌は好気性の菌なので空気に触れる表面でしか発酵しないため時間がかかります。
発酵が終わった酢はさらに8~10カ月時間をかけて熟成させます。
醸造している間に酢酸と水が調和し、まろやかで旨味の多いお酢を造ることができます。
速醸法
空気が大好きな酢酸菌の発酵を促進するため、機械で人工的に空気を送り込み、空気と触れ合う環境をつくって全体で発酵を進める製法です。8時間~1日で出来上がります。
淡白な味で旨味の少ないお酢になってしまいます。
本物のお酢は1年以上かけてつくられるのに対して
安いお酢は数日でできてしまうんだね。
本物の酢を選ぶポイント
ポイントは2つのみ
■原材料名は 米酢なら「米」
りんご酢なら「りんご」のみ
■静置発酵法でつくられたもの
本物のお酢を食べるメリット
シンプルで奥が深いお酢。
本物のお酢を食べてみたら違いがはっきり分かりました。
私、お酢はちょっと苦手でした。だけど本物のお酢はとげがないまろやかな味でツンツンしてないんです。お料理に使っても酸っぱいだけじゃなくて材料と調和してくれる感じかな。
私が使っているのは 河原酢造さんで造られている 有機純米酢 老梅
生きている菌が入っている本物の調味料には発酵パワーがたくさん宿っています。
みなさんもこの発酵パワーを身体にとり入れてみませんか?
▼▼▼どうして本物の調味料が良いのか、こちらの記事もぜひ読んでみて下さい。▼▼▼
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