私は30年来の頑固な便秘に悩まされていましたが、食生活を変えたことで便秘が解消され体質も変わり、それから「食」について深くかんがえるようになりました。
・醤油
・酒
・みりん
・塩
・味噌
・食用油
・砂糖
・酢
もともと食には気をつけていた方で「国産」「無添加」を意識し、レトルト食品・冷凍食品・加工食品・お惣菜なんかはあまり買っていませんでした。
が、まだまだ勉強が足りなかったよう。
日常で必ず使う調味料にも添加物が含まれていたり、素材、作る工程などで知らない事ばかりでした。
現代では効率よく大量生産するために添加物を利用し、体への影響など作る側も購入する側もあまり気にしていません。
「本物の調味料」とは何か。一緒に学んでいきましょう。
本物の調味料とは?
私の考える本物の調味料とは主に3つ。
食品添加物が加えられていないもの
食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもので、厚生労働省が、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。
そして(一社)日本食品添加物協会のHPによると
食べ物に使うことのできる添加物の量は、ラットやマウスなどの動物実験で、食品安全委員会や国際的な機関が 無害と確かめた量(無毒性量)の通常1/100の量を、毎日食べつづけても安全な量(1日摂取許容量)とします(リスク評価といいます)。
さらに、この量よりずっと少なくなるように法律で使用基準がきめられています(リスク管理といいます)。
実際には、この量よりさらにずっと少なく使われていることも確認されています。
このように、食品添加物はすべて科学的な根拠に基づきリスク評価され、リスク管理されています。
これならず~っとテンカちゃんと仲良しでいられるね。
とあります。純粋に読み取れば「基準内なら安全!」と思うでしょう。
しかし反対からみると、使用量を決めないと危ない食べものということにもなります。
私たちが普段スーパーで購入しているものに、添加物が含まれていない商品はほぼ無いと言っても過言ではありません。乳化剤、増粘剤、植物性油脂などなど。
よく「塩分のとりすぎには注意しましょう」と耳にしますよね?
そこで、醤油や味噌などラーメンのスープなどわかりやすい塩分を控えている方をよく見かけます。が、実際はスーパーで購入しているものほとんどに塩は含まれているのです。鮮魚以外の魚、味付けされた肉、ちくわ、ウィンナー、コンソメ、鶏がらスープ、うどん、やきそばなどの麺、○○の素、レトルト食品、インスタント食品、お菓子、飲料水。そしてこれらには何種類もの添加物も含まれています。
なぜ「添加物のとりすぎには注意しましょう」とはならないのか不思議ですね。
原材料が遺伝子組み換えでないもの
遺伝子組み換え食品とは何か、消費者庁のHPから調べてみました。
遺伝子組換え食品とは、別の生物の細胞から取り出した有用な性質を持つ遺伝子を、その性質を持たせたい植物等の細胞の遺伝子に組み込み、新しい性質をもたせる技術を用いて開発された作物及びこれを原料とする加工食品です。
遺伝子組換え技術では、自然では交配しない生物から遺伝子を持ってくることができるため、従来の掛け合わせによる品種改良では不可能と考えられていた特長を持つ農作物を作ることができます。
例えば、害虫抵抗性のとうもろこしでは、農薬をまかなくても害虫の繁殖を抑えることができるため、収穫量も多くなります。また、除草剤耐性の大豆では、雑草を除く作業が楽になるだけでなく、雑草を取り除くために土を掘り返さなくてもよくなるため、地表の土壌が風により舞い上がって失われるのを防ぐことができます。このように、これまでの技術では開発できなかった新しい性質を持った品種は、食糧問題や環境保全にも大きなメリットがあります。
私個人の考えですが、安全性が本当にあるのか疑問があります。今は身体に影響はなくても数十年後も安全だと、誰が保障できるのでしょうか?
発酵のチカラが宿っているもの
調味料は本来、お日様のエネルギーや、菌などの自然界のチカラを借りてゆっくり時間をかけて発酵し、先人たちが苦労や工夫を重ねてできたもので、栄養も保存性もある貴重な食材です。
本物でない調味料には科学的に添加物を加えて発酵を早めたり、化学調味料で味を調整したり、カビが生えないよう防腐剤を入れたりしています。
そんな微生物を殺したり、増やさないようにされた食べ物を食べたら、腸内細菌たちがダメージを受けるのはわかりますよね。
本来の発酵食品にはさまざまな菌がおり、私たちの身体に入り腸内環境を整える働きをしてくれます。そして発酵食品は原料成分の栄養素が分解されているため、消化吸収しやすいんですよ。
本物の調味料を使うメリット
☆美味しい
これは食べてみて実感してください。心の底から「美味しい」と思えるのです。
そして基本の調味料「さ・し・す・せ・そ」だけで、料理の味が決まり、出汁が必要なくなります。
☆調理がラク
たとえばお味噌汁。たくさんの野菜ときのこをいれて煮込み、味噌を入れるだけで優しい味のお味噌汁の完成。こんぶやかつおぶしから出汁を取らずともこんなに美味しくできるとびっくりしました。
煮物も、醤油・酒・みりん・水を同量の割合で加え、お砂糖をちょっと足して煮込めば出来上がり!これも出汁なんていりません。
☆毎日つづけられる
ごはんは毎日食べますよね。そして料理で必ず、基本の調味料「さ・し・す・せ・そ」のどれかひとつはつかいます。サプリメントを毎日飲むより簡単に摂取することができます。
自分も家族も健康になれる
食事は家族みんなが同じものをたべますよね。
自分の為だけでなく家族の健康も一緒に変えていけるなんて嬉しくないですか?
小さなお子さんがいればなおさらです。今は目に見えなくても、丈夫で健康な体という最高のプレゼントを毎日贈ってあげられるのです。
最後に
「本物の調味料」とはどういうものかお分かりいただけましたでしょうか?
「本物の調味料」のデメリットをしいていうなら、お値段が高いというくらいでしょう。
しかし、身体が健康になれば心も健康になり、病院代も薬代もかからなくなります。
どこにお金と時間をかけるか。
我が家は食事かけるお金が毎月2万アップしましたが、とても満足のいくお金の使い方をしていると思っています。
なにせ、体調がすこぶる良くなっているので、本当に毎日が楽しいのです。
是非皆さんにもこの体験をして楽しい日々をすごしていただけたらと思います。
具体的な「さ・し・す・せ・そ」についてはこちらを覗いてみてくださいね。
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