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はじめてのぬか漬けは、ぬか床キッドから手軽にはじめてみよう。やってみてわかったことは?

便秘

健康のためにと1年半前にはじめたぬか漬けづくり。
毎日食べていたら、30年来の頑固な便秘が解消され体調がみるみる良くなっていきました。

ぬか床に生息するのは植物性乳酸菌。胃酸に対しても抵抗性が強いので生きたまま胃を通過し、腸まで届き善玉菌が増える環境を整えてくれるそうです。
(ちなみにヨーグルトは動物性乳酸菌。酸性が強いところには耐えられない=胃を通過できない=腸まで届かないのです)

難しいと思っていたぬか漬けは思いのほか簡単に続けられたので、他では書かれていないぬか床づくりの秘訣をご紹介します!

ぬか床キットなら簡単に始められる

<必要な物>
・容器又はタッパ
・ぬか床スターターキット
・生ぬか(足しぬか用、無農薬か有機栽培のもの)
・天然塩(足しぬか用)

私はオーガニックショップでこちら↓の添加物不使用のスターターキットを購入し、タッパへ移して利用しています。
キャベツの外葉などを入れて捨て漬けを常温で1日した後に本漬け。お好きな野菜を入れましょう。
たったこれだけで1日後には、美味しくて健康によいぬか漬けが完成です。

アイワぬか床キッド

タッパはこれです↓家にあったものを利用。幅27㎝奥行20㎝高さ10㎝位。甕やホーローでなくとも問題はありません。今でもこのタッパを使ってます。 

水分が出てきたら足しぬかをするか昆布を入れる

本などでは ”水分が出てきたらキッチンペーパーでふき取る” とありますが、なかなか取りきれません。足しぬか+天然塩(足しぬかの重量の7%ぐらい)を入れる方がおすすめです。
または、昆布や乾燥させた柿の皮を入れて水分を吸わせるのもおすすめですよ。漬けた昆布もおいしく食べられますしね。
ただ、昆布や柿の皮は、たくさん入れすぎると、ぬか床が変なニオイになってきますのでご注意下さい!
※庭にできた柿で、干し柿を作るときに出た皮を干したもの。無農薬なので安全です。

毎日かき混ぜなくても問題なし

ぬか床の保存場所は 春・秋・冬は納戸の中、夏(室温25度以上の時)は冷蔵庫に置いています。
冬の間や冷蔵庫の中は低温で発酵が遅くなるので2日位混ぜないことが多々ありますが、ぬか床がダメになったことはありません。旅行で4日留守にしたときは冷蔵庫保管。問題ありませんでした。

ただ室温25度前後の時は毎日かき混ぜた方が無難です。

容器の側面をキレイに拭かなくても問題なし

わたしはとっても面倒くさがり屋で、おおざっぱで、がさつです。
なので最初こそキレイに拭きとっていましたが、だんだんやらなくなり、気が向いた時たまーに拭く程度で現在に至ってます。でもカビたことは一度もありません。なんでかしら?

おかあ
おかあ

汚い蓋の写真を見てもらえば納得してもらえるかしら。お恥ずかしい・・

漬け込み時間は温度によって変わってくる

冷蔵庫に入れておくと、ぬか床の手入れがラクですが、低温のため野菜の漬け込み時間が長くなります。
時々は常温に戻して菌の働きを活発にして発酵を促してあげましょう。

塩分が少ないと表面が白っぽくなり、シンナーのような異臭がする

塩分の取りすぎを気にするあまり、塩の量を少なめにしていたら、シンナー臭が発生し白っぽいカビが表面に現れました。
これは“産膜酵母” と呼ばれるものが増えすぎているからです。
うっすら張ったぐらいなら、ぬか床に混ぜ込んでも大丈夫でしたが、強烈なシンナー臭も発していたら、スプーンなどできれいに取り除き、新たにぬかと塩(ぬかの重量7%ぐらい)を足して、少し休ませて様子をみます。

野菜の皮や芯もおいしく食べられる

我が家はキャベツの芯、大根の皮なども漬けて食べています。
一物全体(いちぶつぜんたい)、食物は全体でひとつの命、それを丸ごと余すところなくいただく、という考えで余さずに食べます。なので有機野菜や無農薬野菜を買うようにしています。

まとめ

最初のうちは、水っぽくなったり、なんか異臭がしてきたり、白い膜が張ったり、なかなか漬からないとか困ったことばかり。でも、これを繰り返していくと、見た目や匂いでぬか床の状態がわかるようになっていくんです!ぬか床も人間も成長していくものですね(笑)失敗せずに成長なし!

多少変な匂いがしても、白い膜が張ろうとも、足しぬかと塩を入れてあげれば、菌が元の状態へ戻ろうと頑張ってくれます。
ぬか床は生き物です。ゆっくり大切に育てていきましょう♪

面倒くさがりな私でも1年半つづけられています。健康な体を手に入れるひとつとして、ぬか漬け生活はじめてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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