こんにちは。野草摘みの楽しさと美味しさに気づきはじめたおかあです。
今日は「カラスノエンドウ」という野草について。
畑でつくし摘みをしているとふと、こんもりと群生している草をみつけました。調べてみると「カラスノエンドウ」とすぐに判明。他に似たような植物はないので、野草摘み初心者には分かりやすい植物です。
カラスノエンドウとは?
つる性のマメ科2年草で、ヨーロッパ原産の飼料作物が野生化したもの。
葉先のつるが互いにからみつき、立ちあがるように成長し、花後、サヤエンドウにそっくりな実をつけ熟すと黒くなります。カラスのように真っ黒だから「カラス色した野エンドウ」→「カラス野エンドウ」なんだそう。
カラスノエンドウの採り方
日当たりのよい土手や野原、畑のへりなどで見られます。
できるだけ除草剤を撒いてあるところや、犬の散歩道、車道の近くなどは避けましょう。
除草剤を撒かれている場所は、茶色く立ち枯れした草があったりしますのでチェックしてみてください。
畑の土手などでみつけたとき、農作業されている方がいたら「カラスノエンドウを摘ませてもらってもいいですか?」と声をかけてみるといいですね。
そして、こどもと散歩しながらの野草摘みはおすすめです。お願いしなくても、こどもがどんどん収穫してくれます(笑)
【食育】にもつながります。
やわらかい芽先や、さやを摘み取りましょう。手で簡単にちぎることができます。
カラスノエンドウのレシピ
豆苗のような食感と味でクセがなく食べやすいです。
下処理の必要がなく、サッと洗って茹でたり、炒めたりするだけなので気軽に摘んできて食べる事ができます。
カラスノエンドウのおひたし
➀鍋に湯を沸かし洗ったカラスノエンドウの葉をさっと茹でる
②ざるにあけ、冷めたら水気を絞り、適当な長さに切る
③お皿に盛り、かつおぶし、醤油をかけていただきます。
カラスノエンドウと油揚げの炒め物
<材料>
カラスノエンドウの葉
油揚げ
醤油
酒
➀フライパンに油をしきカラスノエンドウの葉を炒め、ほんの少し塩で味を調え、一旦取り出す。
②空いたフライパンに適当な大きさに切った油揚げと、酒、しょうゆを入れて煮含めるように炒める。
③油揚げに味が入ったら、➀のカラスノエンドウの葉を戻し入れ混ぜ合わせる。
最後に
どうですか?
とても簡単に調理ができ、しかも立派なおかずの一品になりました!
これから毎春、我が家は葉物野菜を買うことが少なくなりそうです。
カラスノエンドウ、たんぽぽの葉、クローバーの葉、ヨメナ、ヨモギ等、緑の葉物があちこちに芽吹いていますからね。自然の恵みの栄養たっぷり春の葉物をタダで食べる事が出来きて節約にも大活躍。
ですが、野草は食べられるという事を知らない人がおおすぎて、変わり者に見られます。
ある休みの日のこと。家族で、借りている畑で野草摘みを楽しんでいたとき、地主さんがちょうど来たので「野草をつんで食べる」と話したら苦笑いし、なにも言わずに去ってゆきました(笑)
まあ、笑いたい人には笑わせておけばいいのさっ。
他人の目を気にしていたら自分の人生楽しめないですからね!
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