田んぼを始めたとき、稲が無事成長してくれたらやりたいことがありました。
それが
自然農で育てた無農薬わらで納豆をつくること!
田んぼ1年目は本当にありがたいことにたくさんのお米、稲わらを収穫することができました。
”藁つと”で作ってみたかったけど、まずは手軽にヨーグルトメーカーで作ってみることにしました。
私が使っているのはヨーグルティア。ヨーグルトだけでなく甘酒、塩麹、醤油麹、そして納豆も作れてしまう優れもの。我が家で大活躍してくれます。
これから脱・無添加生活をやってみたいと思っている人は買って損はしないと思いますよ。
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手順
手順はいたってシンプル。難しいことは一切ありません。ただただ時間がかかるだけ。3日あればできます。
①大豆を一晩水につけ (8時間~12時間)
↓
②大豆を茹でて (1時間~3時間)
↓
③藁を消毒して (5分)
↓
④藁と熱々の大豆を容器にいれて
↓
⑤42℃で24時間発酵 (24時間)
↓
⑥冷蔵庫で一日熟成 (24時間)
↓
完成!
材料
(ヨーグルティア容器で1回分/出来上がり量500g~600g)
・大豆(乾燥)250g
・藁 20gくらい
①大豆を一晩水につける
・大豆を軽く洗う
・豆は2.3倍くらい大きくなりますので、大きめの容器にたっぷりお水と豆をいれて8時間から12時間くらい浸します。
写真は乾燥大豆1kgです。蒸すのに時間がかかるので一度にたくさん蒸してしまいたいと思います。
===12時間後=====
しわがなくふっくらした状態になっていたらOKです。
上の写真と比べて大きくなっているのわかりますか?
しっかりと水を吸わせた方が早く蒸しあがります。
②大豆を茹でる(蒸す)
圧力なべで茹でるのが一番早くてラクチン。
我が家の圧力なべ、ちょっと調子悪くなって今回は蒸し器を使いました。
お湯が沸騰し、蒸し器内に熱気が充満したら火力を弱めて吹きこぼれないようにします。
今回は量が多いのでIH火力2で2時間45分蒸して、予熱で15分、蒸しました。
大豆の量が少なければ2時間程度で蒸しあがると思います。
蒸し器だとほっくりとした出来上がりで味がとっても美味しかった!
時間はかかるけど美味しさを追求するなら蒸し器はいいですね。
納豆に使う豆は柔らかいほうが発酵しやすいので、指の腹でつぶせるくらいを目安にするとよいと思いますが、食べて固くなければ、十分納豆は作れます。
一度にたくさん蒸して冷凍保存しておくのがおススメですよ。
残った大豆のゆで汁はお味噌汁に使うといいですよ。
栄養もあり、まろやかでとろみのあるお味噌汁がつくれます。
③藁を熱湯消毒する
大豆を蒸している間に藁を消毒します。
藁は軽く洗って、お湯が沸いたら2分程熱湯で煮沸します。
藁についている枯草菌は熱湯では死滅しないくらい強いらしい。
最初はこんなに熱湯に入れておいて大丈夫なのか心配でしたが、きちんと納豆は出来上がりました。
ざるにあげて水気を切っておきましょう。
④容器に藁を敷く
容器に入る長さにカットしながら藁を敷き詰めます。
一番底は厚めに敷くと発酵中に出てくる水分が藁の下にいき、納豆が水分でベチャベチャになるのを防げますよ。
⑤熱々の大豆を容器に入れる
大豆が蒸しあがったら熱いうちに容器に入れます。
まずは容器の半分くらいまで。
半分まで入れたら藁を少しだけのせます。
残りの大豆を全部入れて、豆が隠れる程度の藁をのせます。
⑥発酵
納豆の発酵には空気が必要なので中フタはせずに、取っ手フタをして本体にセット。
発酵中に出る水分を取るためにキッチンペーパーやふきんなどを被せて外フタをします。
42℃で24時間発酵
24時間後、大豆に白い膜が覆っていれば発酵している証です。
白い膜が少なければ、同じ温度でさらに1時間追加発酵させて様子を見ていきます。
今回も24時間では少し発酵が足りない感じだったので1時間追加発酵しました。
⑥熟成
発酵が終わったら冷蔵庫で1日熟成させます。
この時のポイントが、
すぐに冷蔵庫へ!!
少し冷めてから冷蔵庫へ入れようと常温に置いておくと、その間も発酵を続けているので発酵しすぎてしまします。
そうなると、アンモニア臭が強くなりおいしい納豆が出来上がりません。
とにかくすぐに冷蔵庫へ入れて発酵を止める。
私は何回かこの失敗をして、アンモニア臭の納豆を食べる羽目になりました💦
完成
糸が引けば完成です。
ヨーグルティアを使えば温度管理の必要がないので失敗なくおいしい納豆が簡単に出来上がります。
2日間熟成させると、尖った感じがなくなり、よりまろやかな仕上がりです。
まとめ -納豆づくりは簡単-
いかがでしたか?
難しいことは一切ないと思いません?
大豆を蒸すのに少し手間がかかるだけで、あとは藁敷いて、茹で大豆いれて、藁いれて、蓋して、スイッチオン。
こんな簡単でいいんでしょうか(笑)
大豆は大量に蒸して冷凍しておけば、納豆作るときに蒸しなおすだけでいいのでラクチンですよ。他のお料理にも使えますしね。
大豆茹でるのが大変なら、茹で大豆を買ってきてもいいかもしれません。
大豆の味がダイレクトにきますので、国産の有機大豆などおいしいものを選ぶとよいと思います。
あと一つ注意点。
ヨーグルティアの容器は納豆専用のものを用意したほうがいいです。
納豆菌はとても強いので洗っても残っていて、ほかの糀調味料を作るときなど納豆菌があるとうまく発酵できなくなる可能性があります。
また、容器に納豆の匂いもついてしまうので専用容器はあると便利ですよ。
納豆をつくるときは納豆専用容器を用意しましょう。
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無農薬のワラ販売します
こんなにおいしいものが手軽につくれちゃう。
ぜひ、みなさんにも味わってみてほしいので我が家の田んぼ無農薬・無肥料で育てたワラを販売します。
ラクマにて販売しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
自分でワラ納豆作ってみて、使いやすいようにワラのはかまなど取り除いてありますので、使い勝手はお墨付きです。
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