昔ながらの和食の良さに魅了されている私。
いろいろな食べ物を手作りするようになりました。
昔ながらのお料理は本来なら家電の力など借りずにできるものですが、現代のキッチン家電を取り入れることで簡単にトライすることができライフスタイルの質をぐっと向上させてくれます。
今回は、ナチュラルライフを楽しむために私が買ってよかったキッチン家電をいくつかご紹介します。
ヨーグルトメーカー

ヨーグルトメーカーと聞くと、真っ先に思い浮かぶのはもちろんヨーグルト。
しかし、その機能を掘り下げてみると、実は「隠れ多機能家電」としても魅力的です。
実際、私はヨーグルトを作る以外の目的でこのヨーグルトメーカーを購入しました。
それは日本の食文化である ”発酵食品” です。
ヨーグルトメーカーは温度を一定に保つ機能を持っているからとても便利だと教えてもらったのをきっかけに調べてみると、私の作りたいものが全部作れちゃうことがわかり、速攻で買いました。
私が購入したのは「TANICA ヨーグルティアS ガラスセット」
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1. 甘酒:市販品の甘酒との違いを実感
一番作りたかったのが甘酒です。
以前は甘酒が苦手で、特にスーパーで売られている市販品を飲むとその独特の甘さや香りに抵抗感を感じていました。
しかしある日、お米農家さんが作った手作り甘酒を飲んで、そのイメージがガラリと変わりました。
米と米麹のみで作られたそのシンプルな味わいは、まるでお米そのものの優しさを飲んでいるかのよう。風味がとても豊かで、ものすごく甘いけれどイヤな甘さでなく、口に含むたびにほっこりとした幸せを感じることができました。
甘酒は飲むだけでなく、お料理の隠し味としても活用でき、冷凍保存も可能です。
材料は、米糀と炊き立てのお米とお湯のみ。米糀とお湯だけでも。
ヨーグルトメーカーがあれば思い立ったときすぐに作ることができます。
2. 塩麹:どんな料理もプロの味に変える万能調味料
塩麹はお肉を柔らかくしたり素材の旨味を引き出したりする料理の強い味方です。
塩麹を使うと甘みもプラスされるので砂糖やみりんの使用量が減ってきてました。
スープに使えば、出汁を入れずとも、キノコ類と野菜をたっぷりに煮込み、塩麹を入れるだけで優しくて美味しいスープが完成します。
生魚の切り身や2枚におろしたものを買ってきて、塩麹をぬり半日以上おき、グリルやフライパンで焼くとふっくら美味しい焼き魚のできあがり。
塩麹をつくる材料は米糀と天然塩とぬるま湯の3つだけ。
材料をまぜてヨーグルトメーカーにセットし6~9時間ほどで出来ちゃいます。
3. 醤油麹:和食にぴったりな旨味たっぷりの調味料
醤油麹は、まろやかさと深みのあるコクが特徴。
冷奴や湯豆腐にのせてたべるとそれはそれは美味しいこと。
おにぎりの具としてもよし、焼きおにぎりにしてもよし、
しょうゆ麹は塩麹と違いそのままで食べられるので、冷蔵庫に常備しておくと便利ですよ。
材料は塩麹と醤油のみ!

4. 納豆:新鮮で豊かな風味が楽しめる手作り納豆
納豆大好きでなので色々な納豆を食べてきて、私のお気に入りは”大粒納豆”。
しかし、私が好きなメーカーの大粒納豆は1パック120円。質も大切だけど量も欲しい我が家にはちょっとお高めの納豆。
そんな我が家に最強の家電ヨーグルティア!
納豆、それはそれは簡単に出来ました。ただ時間がかかるだけ。といってもヨーグルティアにセットして保温しておくだけなんですけどね。
最初は市販の納豆を種菌にしていましたが、今では無農薬ワラを入れて作っています。
市販品とは全く別物の風味豊かな納豆がつくれます。
5. 豆乳ヨーグルト:乳製品が苦手な人にも嬉しい一品
手作りの豆乳ヨーグルトは、酸味が少ないのが特徴!
種菌を植物性のもので作ると更に酸味がなく、まろやかな味わいのヨーグルトがつくれます。
これに慣れてしまうと普通のヨーグルトには戻れないかも!

ヨーグルトメーカーはヨーグルトだけではない、多彩な使い方があることが分かりましたね
スタンダードのプラスチック容器だと使っているうちにキズやにおいにが気になると思い、ガラス容器の方を選びました。
あと、付属で発行食レシピ本がついてくるのも嬉しいポイント!
ヨーグルトメーカー(ヨーグルティア)は本当におススメです。
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バーミックス
「バーミックス」は、スープ作りのイメージが強いですが、それ以上の幅広い用途があることをご存知でしょうか?その優れた性能を活かした活用術をご紹介します!
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1.甘酒や塩麹をペースト状に
ヨーグルトメーカーで作った甘酒や、塩麹を簡単にペースト状にできます。
どちらもペーストにせずそのまま使用することもできますが、ペーストにすると扱いやすく、
甘酒は果物を入れてスムージーを楽しむこともできます。

2. 生クリームの泡立てが簡単
バーミックスを使えば、生クリームを素早く泡立てることができます。
その時間、たったの10秒~40秒。
その速さゆえ、泡立て具合を見極めるには何回かチャレンジしないと難しいのが難点です。
はじめての泡立てはゆるすぎて失敗。
2回目は前回の失敗を踏まえて少し長めに泡立てたらかたすぎて生地に伸ばすことができず失敗。
3回目、少しかたいけどまぁ許容範囲。
ゆるめに泡立てて、最終仕上げはボウルに移して手でやるのがいいと思います。
とはいえボウルや泡立て器を使わずに、紙パックのまま泡立てることができ、ハンドミキサーより桁違いに早く泡立てられるのはとっても便利ですよ。
3. マヨネーズ作り
わずか10秒でクリーミーなマヨネーズが完成します。こんなに簡単にマヨネーズってできちゃうんだ?と驚きました。
和食中心の我が家ではマヨネーズをつかう機会がほとんどなく、買うと使い切れず余ってしまいます。
手作りできると必要量だけ、安全なマヨネーズを作れるのがとても良いですね。
4. トマトソース、ケチャップづくり
夏、トマトがたくさん手に入ったらトマトソースかケチャップを作ります。
そのときにバーミックスが大活躍。
材料を鍋で煮込んだ後、バーミックスで滑らかにするだけ。トマトの皮や種周りの部分も簡単にペースト状に。玉ねぎやニンニクを細かく切る必要もありません!
5. ごまやナッツの加工が簡単 きなこもできます
私がバーミックスを選んだ最大の理由、別売り付属品のスーパーグラインダーを使えば、炒りごまを練りごまにしたり、ナッツを細かく砕いてペースト状に、煎り大豆をきなこにすることができちゃいます。
これで作った練りゴマは鮮度が良いのか、とても美味しかったです。
6. 手作りふりかけもできます
これもバーミックスの別売り付属品、スーパーグラインダーを使うのですが、
煮干しを砂糖と醤油で味付けし、かつお節、焼き海苔、ゴマと一緒に細かく砕けば栄養満点のふりかけの出来上がり。
その他に、我が家では
初夏の梅干しづくりの際にできる赤しそを乾燥させて塩と一緒にグラインダーにかけると「ゆかり」の完成。
畑で栽培している大根などを間引きしたときの葉っぱを蒸して、乾燥させ塩と一緒に粉砕すれば「青菜のふりかけ」が出来ちゃいます。これぞ手作りの醍醐味です。

精米機
数年前から、農家さんから直接玄米を購入しています。
無農薬無肥料で育てられたお米は玄米で食べてもとても美味しいんですよ。
ただ、時には白米や分搗き米を食べたいときもあります。
そんなときに便利なのが「家庭用精米機」
好きな時に、必要な分だけ精米できるので無駄がなく経済的です。
副産物でぬかも出来ちゃうのがまた嬉しいところ。
ぬか漬けをしている我が家ではこの上ないありがたき家電なのです。
色々悩んだ末に山本電機の精米機を購入しました。しっかり精米でき、案外小ぶりなサイズで場所をとらないのも魅力的。
ただ、精米時の音はちょっと気になるかもしれません。
昼間なら全然気にならないレベルですが、集合住宅などでは夜間の使用は考えてしまうレベルかもしれません。
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蒸し器


蒸し料理は、シンプルで健康的、そして驚くほど美味しい調理方法の一つで、栄養素を効果的に守れることが最大の魅力です。
例えば、ブロッコリーやニンジンを茹でると、ビタミンCや水溶性の栄養素が流出してしまいます。しかし、蒸すことでそれを最小限に抑えられます。
そこで活躍してくれるのがこの「万能蒸し器」
16cmから24cmの鍋に対応しており、家にあるさまざまなサイズの鍋で使用可能なので専用の蒸し鍋を購入する必要がなく、既存の鍋を活用できるところがいいんです!
私は20年ほど前に購入していますが、バリバリ現役で活躍中。
野菜を蒸すのはもちろん、ゆでたまごを作るのにも、少ない水で短時間で蒸しあがります。
蒸すと野菜がベチョベチョにならないのもいいところ。
電子レンジを使わない我が家では冷凍ごはんを温めなおすのにも蒸し器が大活躍で、パサつく冷凍ごはんでもお鍋の中の水蒸気でふっくらもちもちに温まります。
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まとめ
これらの家電を活用すれば、日々の料理がもっと楽しく、健康的になります。
ぜひ試してみてください!どれが気になりますか?
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